ガミガミ主義(全米ガミガミ屋協会公認)

食べるために生きるのであって、生きるために食べるようにはなりたくない

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赤坂プリンス弁慶橋のところ

200603292242338桜は私にとって特別なもの。
オトナになってから、というかはっきり自覚しているのは社会人1年生の時から、強烈に桜を意識し始めた。会社は渋谷だったので、桜が咲くと毎日、昼も夜も代々木公園とか松濤公園に行って、なぜかギターを持っていったり、なぜか俳句を詠んだり・・・と、いろんなことをしていました。当然、咲き始めたら散るまで、仕事なんかしません。私の仕事人生は、そういうふうにスタートしたのです。実際、私にとって仕事なんかより大切なことは山ほどあるのです。
200603292242336たぶん1年のなかでいちばん好きなシーズン、というか本当に心から楽しみにしているのが、「桜が咲く」ってこと。
クリスマスより、お正月より、お誕生日より、私にとっていちばん大切なことは「桜が咲く」こと。そして散ること。そしてそれを見届けること。
桜が椿やあじさいのように、いつまでも咲いていて咲いたまま枯れてしまうような花だったら、こんなに愛されません。
せっかく咲いた頃には、必ずお天気が悪くて、決まって嵐が来て、桜はあっけなく散ってしまうのです。そういうものなんです。だから
「花に嵐のたとえもあるさ、さよならだけが人生だ」
なのです。そういう風にできているのです、人生は。
出会ったら、必ず別れるものなんだもの。この、なんというかフランス風な悲劇的な感傷とそれをドライに受け止める感じが、私は好きなのです。
200603292242334日本に暮らす喜びっていうのは、富士山と桜、そして刺身だと思っている。
こんなに桜を愛する私が、ソメイヨシノなんか存在しないイタリアで迎えた数回の春を、なんと味気ないと思ってすごしていたことか。桜を見ない春なんて、春じゃない。
「咲いて、散る」が、なんというか、「ものごとの始まりと終わり」を象徴していて、私にとって新しい1年を迎える「区切り」になっていることを、まざまざと実感しました。
区切りだから、悪いことはすべて、桜の花びらが散るごとく、水に流す。それであたらしい気持ちで、日々を過ごしていけるようになるのです。私にとって、桜ってそういうものです。
200603292242332桜はこの一瞬のために1年を頑張っている。ましてや東京の桜は大気汚染とか騒音とか水質汚染なんかに耐えて、本当に大変!せっかく咲いたのにそれを愛でないなんて、ましてやくだらん仕事なんかで関心もないなんて、そんな人生のクオリティは低い。
だから何があっても、何をおいてもこの時期は桜を見なきゃいけない。ホント。どんなに忙しくても、桜が咲いたらかけつけなきゃいけない。それぐらいの余裕がないといけない。ほんとは桜だけじゃなくて、地面に咲く花にももっと敏感にならなきゃいけないと思うんです。
20060329224233だって、何でも一生は続かない。
桜は来年も見られるとは限らない。
樹が折れるかも知れないし、地震で壊滅するかも知れないし、だいたい自分が生きていないかも知れない。
明日もあさっても生きてると思うから、一瞬のことをおろそかにしたり、後回しにしたり、封印したりするわけでしょうが、生きてる保証なんかないのです。
私は永遠というものを信じていないので、その瞬間の気持ちや感情を、大事にしたいのです。明日のことなんか、わかりません。

そんなわけで、東京は今、桜の季節です。
海外に住むお友達のために、たくさん写真撮ります。
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  1. 2006/03/29(水) 22:42:33|
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