ガミガミ主義(全米ガミガミ屋協会公認)

食べるために生きるのであって、生きるために食べるようにはなりたくない

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

『ライブ・フレッシュ』(Carne Tremula)

liveflesh.jpg薬を飲んではウトウトし、起きてはボーっとするので、いっそ毒素を排出すべく岩盤浴にでも行こうと思ったが、誰に聞いてもやめとけと言うので、うちでおとなしくしている。
本を読みたいけれど、熱で活字を追えず、仕方ないからDVD見る。
アルモドバルの97年の映画で、私に言わせれば、これが彼の最高傑作だと思っている『ライブ・フレッシュ』。ちなみにフレッシュは新鮮な、のほうじゃなくてFLESHね。
はるか昔だけれど、公開された時(シャンテだった)、見終わって号泣してたのは私と、会場にいた数人のスペイン人だけで、他の日本人客の反応は「シーン」だった。結局、肉欲について恥ずかしいものだとか、精神に比べれば取るに足りないことだとか、よくわからない様々な理由を付けて正対しない人々には理解しがたい、というか、受け入れがたいんだろう。でも、この話は絶対的な真理だと思う。
私としては、一目惚れした女を一生かけてもモノにしようとするイノセントな主人公の、ある種の偏執的執念もすごいと思うけれど(でも彼は「正しい男」なので、最終的に女が彼と幸せになる展開は無理がない)、彼に性の手ほどきをする(しかも彼を本当に愛しているのに、彼は愛していないと知っている)中年女の、圧倒的な母性愛には、なかなか胸に迫るものがあった。女ってすごいなあ、と。さすがゲイのアルモドバルは、女の心理をよくわかっている。
とどのつまり、究極的には、肉欲というものは精神からくるもので、だから深いんだよね、ってことが根底にあるわけなんだけど。
それからこの映画のさらにつっこんだテーマは「自由の尊さ」ってところ。主人公が生まれた時代はフランコ独裁で、すべてが統制されていた。でも、今、スペインは自由だよね、っていうのが本当のメッセージ。最後にこれが来て、さらに感動する。やっぱしアルモドバルはすごいなあ・・・。
DVDをずっと探していたけれど、日本では見つからなかった(今はあるみたいね)ので、1月にミラノで買ってきた。いろんな人に見せたいけれど、残念ながら字幕もイタリア語なので、誰ともシェアできない。

検索したら、こんな映画評があって、ストーリーの要点をついている。
スポンサーサイト
  1. 2006/06/07(水) 00:14:19|
  2. 映画でガミガミ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3

コメント

探すわ。是非見たい。
  1. 2006/06/07(水) 13:30:42 |
  2. URL |
  3. 裕美子 #mQop/nM.
  4. [ 編集]

っていうか、今見つけた。地元のTSUTAYAで。
  1. 2006/06/07(水) 13:34:17 |
  2. URL |
  3. 裕美子 #mQop/nM.
  4. [ 編集]

裕美子さんへ

なんで「地元のTSUTAYA」なんかにいるの、あなた?
  1. 2006/06/07(水) 15:49:57 |
  2. URL |
  3. ガミガミ #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://gamigamism.blog13.fc2.com/tb.php/1346-19ded969
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。