フランスのルイ・ヴィトン社が日本ハムの新庄剛志外野手(33)に世界初のバットケースを製造することが21日、わかった。プリンスは22日の球宴でも、あっと驚く趣向で2年連続MVPを狙う。
一発勝負で新庄がファンを魅了する。19日のロッテ戦(札幌ドーム)で右手に死球を受け「右小指球部挫傷で全治1週間」の診断。2試合フル出場は不可能だが、必ずどこかで見せ場を作る。
「オールスターのMVPは僕のもの」。昨年はこう宣言し、球宴初の単独ホームスチールを成功させた。落合、清原に次ぐ、球宴史上3人目となる両リーグでのMVP。今年は右手負傷もあり代走、ベースコーチなどの可能性もある。
それでも、日本ハム関係者は「(23日の)甲子園では打席に立つでしょう。何か(演出を)準備しているみたいです」と、新庄の“一発芸”を予告。内容は本人の希望でトップシークレットだが、そこは球界のエンターテイナー。球宴の盛り上げ役に徹する。
こんな新庄に、あの世界的な超有名ブランド、ルイ・ヴィトンも注目した。同社としては世界初となるバットケースを製造し、今秋にもプレゼントすることになったのだ。
黒地に赤で、世界中があこがれるヴィトンのマークがあしらわれる予定。デザインもほぼ完成し、パリの工場で製造に着手する段階だ。バット6本を収納する、世界一おしゃれなバットケースになる。
ただ、新庄はアシックス社と用具全般の契約を交わしているため、ルイ・ヴィトン側も「センスのいい新庄さんに、ぜひプレゼントしたい」(同社関係者)とあくまで私的な贈り物であることを強調。プリンスはヴィトンをも魅了したことになる。
そのブランド力に負けないためにも、球宴での活躍は必要不可欠。今年も新庄から目が離せない。
[ 7月22日 8時2分 更新 ]
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