ガミガミ主義(全米ガミガミ屋協会公認)

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「サンタ・エビータ」トマス・エロイ・マルティネス

evitas.jpgスペイン人のホセ・ルイス、そしてアルゼンチンのグスターヴォから話を聞いて以来、ずっと心に残っていた、エバ・ペロンの死後に起きた一連の謎。

エビータの本当の物語は、極貧から大統領夫人に駆け上がったことよりも、死後急激にドラマが展開されるところにある、というわけ。
エビータの死体はなぜか故国アルゼンチンではなくイタリアに持って行かれ、そして発見されたとき、その死体には・・・というホセ・ルイスの話に、苦痛を隠しきれなかったグスターヴォ。
アルゼンチン人にとってエビータは神に似た存在で、そう簡単に彼女について話せるものではないと。
おそらくホセ・ルイスが読んだのはこの本なんじゃないかな。


それについて書かれた文章を見つけたのでメモしておく。
トマス・エロイ・マルティネス『サンタ・エビータ』(1997年2月1日初版第一刷発行・文芸春秋社)は、アルゼンチン大統領夫人エバ・ペロンの完全防腐処理された遺骸が、16年間行方不明だったという歴史的事実の背後にある謎を追う「小説」。「小説」とはいっても、実在の関係者への膨大なインタビューや調査がベースになっていて、歴史の真実を「小説」の形で探求するというアプローチ。映画「エビータ」に触発されて、3冊ほど関連書を読んでみたうちの一冊で、小説なれど資料的にも読み応えがありました。特に第8章の冒頭「どのような要素がエビータの神話を作ったのか?」は、エビータ神話の簡明な解説になっていて、これだけでもエビータに関心のある人には、お勧め。ボルヘスの作品が、ペロン政権への嫌悪や恐怖を下敷きにしているという指摘など、刺激的だし、ラテンアメリカ文学特有のファンタジックな描写もあって本格「小説」としても愉しめます。


そういうわけで、たった今、発注!
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  1. 2005/06/11(土) 00:22:30|
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