ガミガミ主義(全米ガミガミ屋協会公認)

食べるために生きるのであって、生きるために食べるようにはなりたくない

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雪かきしようよ~もう!

20060129053328.jpg結局のところ、最後のお買い物のために家を出る。ここに私は自分の日本人らしい勤勉さを発見したね。
まあ、冷静に考えて見れば、買いに行ったほうがいいのだ。だって同じものは日本では手に入らないわけだから。そこが単にブランド物を買いに来ている人と私の間にある大きな違いなわけ。
というわけで、決死の思いで通りに出るも、この通り。
ほんっとにさー、雪かきしようよ、ホントに!危ないわけよ、マジで。だって老人なんかホントにかわいそうじゃないの!ミラノに町会制度の徹底を訴えたいね、わたしゃ。

まあ、そういうわけで、Corso Magentaの例の店に行き、シャツを2枚買うつもりが5枚になり、同じくCorso Magentaのカシミア専門店にていい紫のVネックを偶然見つけたので、それも買い、しゃれたバッグがあったのでそれも買い・・・などして、ちゃっちゃと買い続けた。
いいこともした。というか、ミラノ的な出来事あり。
Bar Magentaの前、雪でドロンドロンになった道で、突然老婆が「シニョーラ、私が滑らないように助けて!」と言ってきた。これ、日本の感覚とはちと違う。ミラノの老人はこういうことを頼むにもへりくだったりしない。私はそこが好きなのだ。
私はもちろん二つ返事で了解。彼女の手を取って、滑って転ばないように一緒に道を渡った。そして彼女は「あなたがいなかったら一生渡れなかった、ありがとう!」と言ってとっとと去って行った。実に淡々としたこの感じ。見知らぬ人にしつこく礼を言われるのが苦手な私には超気持ちいい。
日本の老人が「あたたかい」感じなのに対してこっちの老人は「きりりとしている」という形容詞かな。私は年寄りが好きなのでどっちも好き。だけどミラノのこういう老人は「カッコいい」。年とってもプライド大切だ。長いこと生きてきただけでも大変なことなんだから、小さくなる必要ないのだ!たとえシワだらけでも背筋を伸ばして歩く彼らの姿はカッコいい。生涯現役感がある。
もう一つミラノ的な出来事は、靴を見に入った店で店主のおばちゃんと「ミラノの国際空港ありえない!いつになったら我々はまともな国際空港を持てるんだ!」という話で花が咲いたこと。こんな雪で立ち往生するなんてどういうこと?イタリア1の大都市の空港が!って話。これも日本では考えられないと思う。そこにいる「外国人」にそんな話しするか、って、あり得ないと思う。
「ちなみに私は明日日本行きですよ」と言うと
「あら、いつお帰りになるの?」とくる。
結局私は日本に「帰る」のでもあるけど、イタリアに「帰る」のでもある。素晴らしいことだと思う。おかえりなさいと言ってもらえる場所があるというのは幸せなことだ。
イタリアのいいところは、
1)イタリアにいる人は誰もがイタリア語を話すと信じて疑わないところ
2)イタリア語を話す限り、外国人だからといって区別されないところ
だから、ここではここの人々が話すようにイタリア語を話すことがほとんど義務付けられているといっていい。逆に言えばイタリア語を話さない限りイタリアでの楽しみや喜びは得られない。まあ、どこの国でもそうだろうが、ここは特にね。
それからその会話にも出てきたが、「日本はイタリアと違ってよく整った国だけど、イタリアにはヒューマニティがある」と言えば、イタリア人は素直にそれを認める。自分の国の美徳をよくわきまえているのは羨ましくもある。
まー何だかんだ言って、私は本当に満足している。10数年前にイタリア語を始めた頃は、この言語がこんな喜びを自分にもたらすことになろうとは、考えてもみなかった。
私はミラノが好きなのか嫌いなのか、今でもさっぱりわからない。でもやっぱり、自分の場所なのだ。今回の滞在でわかったことは、それだ。
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  1. 2006/01/29(日) 06:24:27|
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